アリイブログ教室

アリイブログ教室:犬の胃の病気🐶

2016/04/17

こんにちは🎶

高齢犬に比較的多い症状として、『吐いてしまうこと』や『お腹が緩いこと』などのご相談を良く受けます。

これは、年齢が進むにつれて胃腸の動きが悪くなることが原因と考えられています。

そのため、食事の変更がご自宅で出来る大切な治療になり、消化しやすい低脂肪食に変更することをおすすめしています。

低脂肪食を市販で探す場合は『ダイエット食』や『低アレルギー食』もしくは『シニア食』を検討してみて下さい。

ただし、わんちゃんも高齢になるにつれて、じつは体調不良から『吐き気』や『下痢』を起こすこともありますので、下記のポイントで年齢によるものなのか、病気によるものなのかを判断してみて下さいね。(猫ちゃんも判断できますので、参考にしてみてください)

吐き気』

1.週に3回以上続く

2.前日食べていたものを翌日に吐く(8時間以上経って、未消化のものを吐く)

3.痩せてきた(食欲が落ちる)

下痢

1.日頃から『ご飯の回数』×2倍以上の排便回数(朝、夕の2回食☞排便4回以上で注意です)

2.下痢の臭いが『酸っぱい』『血なまぐさい』

3.便の色が黒色

4.便の質がドロドロ、または水のようにサラサラ

5.痩せてきた(食欲が落ちる)

 

幼少期から吐きやすい子やお腹が緩い子は高齢になるにつれて、その頻度が増えてくることもあります。

上記のCHECK POINTに当てはまる場合は、一度ホームドクターの先生にご相談してみて下さいね。

動物と人は話すことができません。表情やご自宅での過ごし方などの小さな変化は非常に大切な情報に繋がります。

最期に、『吐く』という症状で、重たい場合は胃癌や腸の癌の可能性もあります。

内視鏡検査にて胃と腸を検査していくことで、その状態を把握し診断することができます。

お腹をあける手術とは異なり、胃と腸の内側から組織を採材するため痛みやストレスを最小限にすることができる検査方法です。

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実際の症例写真:犬の胃癌

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実際の症例写真:犬の吸収不良性腸炎

アリイ動物病院ではその子その子にあった治療方法を第一に考えています。病気を治すこと、病気と付き合うこと、病気と向かい合うことなど、治療が全てではありません。

ご心配な点やご不明な点がありましたら、お気軽にご相談下さい。

アリイ動物病院 院長

電話0466-41-9581