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⚠️肥満細胞種⚠️

2019/06/03

こんにちは🎶

今日は腫瘍性疾患で、比較的よく遭遇する『皮膚型肥満細胞種』について紹介したいと思います✊

まず、『皮膚型肥満細胞種』は、皮膚にできる悪性腫瘍に分類されます。

そのタイプによって、『非常に悪性度の強いもの』から『比較的悪さをしないもの』まで様々です。

外科手術が必要になりますが、完治、根治ができる悪性腫瘍の1つでもあります‼️

『肥満細胞種』にはできる部位と大きさによって、その予後が大きく変わる腫瘍でもあります😰

1、鼻、指先、包皮、陰部、肛門(注意が必要な部位です)

2、大きさ:3cm以上(注意が必要な大きさです)

3、症状の有無(皮膚の痒み、赤みなど)

上記に該当する場合には、『比較的悪さをしないタイプ』でも非常に注意が必要になります。

『細胞検査での肥満細胞種』

スクリーンショット 2019-06-03 15.12.29

顆粒状(写真、ピンク色)のものが認められていますが、

この顆粒こそが肥満細胞種の特徴になります‼️

 

この皮膚型肥満細胞種は、皮膚にできるしこりの5-10%ほどを占めており、

とても遭遇しやすい腫瘍の1つだと考えております。

若くして発症する子(3歳以下)もいますが、多くの場合が8-12歳で発症しております。

皮膚にできるしこりのほとんどが脂肪腫や皮脂腺腫であることが多いですが、

しこり表面の赤みや痒みを認め、その発生部位が鼻、指先、包皮、陰部、肛門である場合には、

一度動物病院を受診するよう心がけてくださいね😄

IMG_4164

当院で見つかった皮膚型肥満細胞種の子です。発見時の大きさは15mmほどでした。

現在は完治して、元気に暮らすことが出来ています♫

早期発見が、最も有効な治療に繋がります😊

宜しくお願いいたします。

 

アリイ動物病院 院長