わんちゃん

アリイブログ教室:犬の膵炎

2016/05/02

こんにちは⭐️

今日は『犬の膵炎』について、お話します。

膵臓はタンパク質や脂肪を消化するための消化液(膵液)を作っています。そのため、膵液は十二指腸で食べ物を消化する大切な消化酵素になります。

吐いたり、下痢をしたりした場合に、動物病院の先生から『膵炎ですね』と言われた飼い主様も比較的多いのではないでしょうか。

膵炎は軽度な場合から劇症型の場合まで、様々な病態を示す怖い病気の1つです。

☞膵炎:軽症と劇症型の見分け方

1.『軽症の膵炎』の場合、吐き気や下痢があっても、食欲や元気に問題がない。48時間以内に症状が緩和または良化する。

2.『劇症型膵炎』の場合、吐き気や下痢を発症してから48時間以内に症状の進行を認め、ぐったりする。

実際に、『軽症の膵炎』と『劇症型膵炎の初期』を見分けることは非常に難しいことがあります。また、劇症型膵炎を発症すると、命を落とす可能性もあります。

そのため、私自身は『いかに、膵炎の発症リスクを抑えるか』という予防医療が大切だと考えています。

⚠️膵炎のリスク因子⚠️

⑴.犬種:ミニチュア・シュナウザー、ヨークシャー・テリア、ミニチュア・ダックスフンド、コッカースパニエル、ウェルシュ・コーギーなど

⑵.高脂血症:中性脂肪やコレステロール値が高い状態

⑶.高カロリーな食事

⑷.肥満

上記に記載した通り、膵炎は日頃の食生活が原因で発症することが多く、生活習慣病の1つと考えられます。おやつの与え過ぎ、脂肪分の多い肉類、運動不足、年齢に伴う脂質代謝異常など多くの要因が重なってくることで、膵炎の発症リスクが増してきます。

高脂血症や脂質代謝異常などは血液検査で判定でき、食事内容などは来院時にご相談にのることができます。

元気いっぱいに皆様の動物たちが過ごせるよう、お気軽にご相談下さい。

アリイ動物病院 院長

電話0466-41-9581