わんちゃん

犬の腎臓病について

2016/06/02

こんにちは🎶

アリイ動物病院ではフィラリア検査の際に、内臓の血液検査(プチ健診)を合わせてさせて頂いています。

今年のプチ健診を実施した結果、脂質異常、腎臓や肝臓に異常が見つかったケースがありました。その結果をふまえて、今回は『腎臓病』に注目してお話したいと思います。

犬の腎臓病

加齢に伴い、腎臓の力が衰えることで発症する病気です。高齢のわんちゃんが亡くなる原因の第3位が、この腎臓病になります。

腎臓病の原因については、多岐にわたりますが、腎臓病の原因とその治療法食事に着目してお伝えします。

食事の影響

腎臓の役割は体からでた毒素を排出する臓器です。この毒素は、わんちゃんたちが日頃から食べている食事から作られています。高カロリーな食事、高タンパクな食事や塩分が多い食事などがその代表的な原因になります。

①高カロリーな食事:脂質含有量(25%以上)が高く、様々な材料で作られている食事になります。

②高タンパクな食事:タンパク含有量(35%以上)が高く、肉ベースで作られている食事です。

③塩分が多い食事:嗜好性がよく、どの子でも食べやすい食事です。

腎臓は過度なタンパク質、塩分やミネラルによって、その力を徐々に落としていきます。

では、私自身も推奨しています療法食のロイヤルカナン製品:腎臓サポートをベースに説明していきます。

☞成分平均分析値

タンパク質:14.0%、脂肪:18.0%、食物繊維:7.5%、水分:9.5%、

炭水化物:52.2%、カルシウム:0.4%、カリウム:0.6%、リン:0.2%

☞原材料

コーンフラワー、、動物性油脂、小麦タンパク大豆タンパクなど

腎臓病の進行を止めるためには、まずはタンパク質の制限がとても大切になります。

タンパク質の摂取には動物性と植物性の2種類に分かれますが、腎臓病に関しては植物性タンパク質をお薦めいたします。実際にロイヤルカナン製品:腎臓サポートでは、成分平均分析値におけるタンパク質は14%と低く、摂取タンパク質も小麦や大豆から作られています。

また、食物繊維は腎臓に蓄積する毒素を吸着する効果がありますので、食物繊維が豊富な食事も大切になります。

最期に、療法食は腎臓サポートのみではありません。市販の食事でも腎臓病に対して有効なものが多数ありますので、お気軽にご相談して下さい。

少し長くなりましたが、今回は以上になります。少しでも皆様の参考になりますよう、これからも宜しくお願いいたします🎶

アリイ動物病院 院長

電話0466-41-9581