アリイブログ教室

アリイブログ教室:口の中の病気

2016/08/13

こんにちは⭐️

今日は日頃から見ることが難しい、口の中の病気についてのお話です。

口の中はなかなか見ることが難しいので、少しでも気になることがありましたら、まずはホームドクターの先生にご相談してくださいね🎶

『オーラルケアをしていますか』、『口の中を見た事がありますか』という質問に対して、きっとわんちゃんの飼い主様は比較的前向きな答えが多いと思います。わんちゃんの口臭に関わるご相談が多いのも、歯周病という病気が身近にあるためです。

一方で、ねこちゃんやウサギさんについては、滅多に口の中を見る機会がないと思います。

そのため、口の中の病気についても早期に発見しやすいのは、わんちゃんのことが多いという印象を持ちます。

『口の中の病気』:( )内は好発動物種

・歯周病(犬)

・口内炎(猫)

・不正咬合(うさぎ)

・過長歯(うさぎ、ハムスター)

・歯肉ポリープ(犬、猫)

・歯肉腫瘍(犬、猫)

・舌腫瘍(犬、猫)

うさぎさんやハムスターさんは噛み合せの問題が一番多く、その症状は食欲不振が最も多いです。この場合は、歯をカットすることで問題は解決できます。

ねこちゃんの口内炎は軽症のものから難治性のものまで、多種多様にあり、その初期症状は口臭の変化とよだれの変化になります。特によだれについては、①量が増える②ネバネバし、粘稠性が増える③茶褐色になるなどの変化があります。実は、この『口内炎の症状』と『口の中にできる腫瘍』の症状は初期の場合は全く一緒になります。そのまま様子を見ていくと、腫瘍の場合は進行しますので、食欲があっても匂いは嗅ぐのに、食べられないという事態に発展します。

わんちゃんは歯周病の発症が最も多く、3歳齢以上のわんちゃんの歯周病罹患率は軽症のものも含めると、80%ほどと言われています。幼少期から口を触ること、触られることに慣れさせること、またオーラルケアをしていくことは非常に大切な歯周病予防につながります。

もちろん歯周病が進行すると、口臭が強くなり、硬いものを食べなくなってきます。そのため、8歳以上の多くのわんちゃん(大型犬は除きます)が全身麻酔での歯石除去を経験されていると思います。

口の中の病気で、一番怖いものが『腫瘍』です。その初期症状は『口臭の変化』『よだれの変化』『歯ぎしり』『舌舐めずり』などになります。『食欲減退』『硬いものを食べない』『歯茎から出血がある』『水が飲みにくい』などの症状の場合は、比較的進行している場合が多いですので、注意して下さい。

口の中の異常については、少しでも気になることがありましたら、まずはホームドクターの先生に確認してもらって下さい。一番大切な早期発見につながります。

アリイ動物病院 院長

電話0466-41-9581