ねこちゃん

猫ちゃんの便秘症🐱

2017/04/21

こんにちは⭐️

猫ちゃんの悩みの1つに『お通じの問題』があります。

いつも通りに生活を送っていた子が突如として、お通じが悪くなり1週間も排便がない。。。

幼少期からお通じのリズムが悪く、硬い便を3日に1回しか出せない。。

加齢に伴い水分摂取量が減り、便が硬くなった。(その後、お通じのリズムが悪くなる。)

などといった悩みは、その多くが猫ちゃんに多いです。

いわゆる、『便秘』という状態です💦

その原因の多くが、結腸(大腸の一部で、肛門に近い部分です)に問題があります。

①結腸が伸びてしまう;巨大結腸症

②結腸(大腸)での水分吸収がうまくできない:結腸(大腸)の機能低下症、大腸炎

③体の水分不足を起こす基礎疾患の存在:腎臓病、膵炎、慢性腸炎など

便秘症は基礎疾患がある場合(③)には、その治療をしていくことで症状の緩和が得られます。

一方で、①②の場合、また①②③が合併している場合には、その治療には時間を要します。

⚠️『便秘症』の治療⚠️

便の水分量が減ってしまい、コロコロの便が便秘の最大の敵になります。

このコロコロの便をどう変えていくかが、非常に大切な治療ポイントです‼️

方法①:ロイヤルカナン消化器サポート(可溶性繊維)を使用する。

この食事に含まれているサイリウムという食物繊維(水溶性が大部分)が、吸水作用、整腸作用の

効果があり、コロコロの便を柔らかく粘性に富む便に変えてくれます。

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方法②:オリーブオイルなどの植物性油を食事に混ぜる。

油成分が腸の粘膜をコーティングし、便の流れを良くしてくれます。

便はコロコロの状態が多いですが、お通じのリズムは良くなることが期待できます。

方法③:薬剤を使用する。

整腸剤、大腸運動改善薬などのお薬を使用することで、結腸の動きを良くします。

便の状態はコロコロの状態が多いですが、お通じのリズムは良くなることが期待できます。

方法④:食事の種類をまったく違う種類に変える。

便秘の改善は期待できますが、十分な効果が得られる子は少ないです。食事の主成分(魚ベースなら肉ベースに)を変更したり、シニア向けの食事をアダルト向けに変更することで、腸の運動性に変化を与えます。

この方法は、基礎疾患がない子だけが有効ですので、注意して下さい。基礎疾患がある子は食事の変更で、その持病が悪化することがあります。

 

治療方法①②④はご自宅で、今日から始められる方法です。

便秘症は、悪化していくと、食欲不振や吐き気を起こす怖い病気です。

お通じの問題が少しでも解決できるよう、お悩みの場合は、ぜひ治療方法①②④を実践してみてくださいね。

宜しくお願いいたします。

アリイ動物病院 院長