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犬の慢性腎臓病の原因‼️

2019/06/13

こんにちは💫

今日は、高齢のわんちゃんの罹患率が多い『慢性腎臓病』のお話です。

特に、その原因についてまとめてみましたので、みなさまの参考になれば幸いです😊

 

腎臓病になると、食事制限(タンパク質の摂取を抑える)ということが有名ですね✊

ではなぜ、タンパク質の制限しないといけないのでしょうか?

その答えは、わんちゃんの腎臓病の多くが『糸球体という濾過装置の不具合』から発症しているからです。

その発生機序は、

1、加齢に伴い糸球体という濾過装置が壊れると、血液中のタンパク質が尿中に漏れ出てきます。

2、尿中に漏れ出てきたタンパク質は、尿細管という部分で再び血液中に戻されます。

3、尿細管でのタンパク質の出入りが、尿細管を硬くしていきます。

4、硬くなった尿細管が炎症を引き起こし、糸球体をさらに壊していきます。

上記の1〜4が繰り返されることで、腎臓病は進行していきます😥

そのため、純粋に食事に含まれるタンパク質の摂取量を抑えることが、

糸球体と尿細管を保護することにつながります‼️

*似たような理由で、塩分も腎臓に負担をかけることがわかっています。

アリイ動物病院では、糸球体と尿細管の炎症程度を調べるため、

尿タンパク・クレアチニン比(UPC)という検査を実施しています。

食事の管理や薬剤の使用が効果的に出来ているかの判定ができ、

尿のみで検査できる非常に安全な検査方法です。(採血は要りません😊)

全ての腎臓病に適応できる検査方法ではありませんが、

食事制限を行なっている動物たちにとっては、非常に大切な検査の1つだと思います😃

ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

宜しくお願いいたします。

 

アリイ動物病院 院長