わんちゃんに元気がない・・・常に理由がある!

こんにちは🎶
梅雨が近づき、湿度が高く気温も暖かく(暑く)なってきましたね⭐️💦
最近では、ねこちゃんの風邪(いわゆる、猫風邪)やわんちゃんの急な体調不良(お腹の具合が悪かったり、咳が出始めたり)を訴える子が増えています。
今日は、漠然とした症状ですが、最も多い症状の1つ。。。
元気がない』というテーマでお話したいと思います!!
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ここで1番大切なポイントがあります。
それは、、、『どのように?』元気がないのか。
たとえば、
1、動かないで、じっとうずくまっている
2、いつもお迎えにきてくれるのに、今日はなかなか来てくれない
3、さっきまで元気だったのに、急に元気がない
4、何となくここ最近(2,3日前から)、元気がない(漠然とした印象ですが、意外と多いものです)
5、お散歩に行かない/お散歩途中に立ち止まってしまう
などなど、他にもたくさんの状況があります。
ですが、上記に挙げたものはすべてわんちゃんの行動に関わるものです。
そして、動物病院へなるべく早めに受診する必要があるのは、
この行動の違和感+『食欲がない』という状況になります。
もちろん、持病や日頃から偏食傾向がある場合には異なりますが、いつも元気いっぱいで食欲旺盛の子が元気もなく、食欲もない場合には、やはり注意が必要だと考えています。
さてさて、本題の元気がない!!の原因ですが、大きく3つに分かれます。
1、発熱
2、胸焼け(気持ちが悪い)
3、骨格の痛み(腰痛や関節痛)
発熱』とは、体の体温が高くなる状態ですので、気怠さを感じます。私達人間も発熱の具合によって、かなり気怠さを感じるのではないでしょうか。そして、高熱になればなるほど、食欲も落ちることが多いと思います。わんちゃんも全く同じ状態になります。
胸焼け(気持ちが悪い)』とは、胃腸の動きが悪くなった状態ですので、少しでも体を動かすとさらに気持ち悪さが増してきます。結果として、わんちゃんはあまり動こうとしなくなります。
骨格の痛み(腰痛や関節痛)』が起こると、動く事でその痛みが増してきます。膝や股関節など部分的な痛みの場合には、脚を挙げたり、びっこをしたりしますが、腰の痛みや首の痛みの場合には、動く事が最大の痛みポイントになります。結果として、わんちゃんはあまり動こうとしなくなります。
動物たちが訴える症状には、必ずその原因があります。
その原因を探すことは大切なことです。
『元気がない』という場合、その原因は上記に挙げた3つの要素から成り立っています。
ご自宅で急な異変を感じたとき、
その異変が『元気がない』というときは、一度このブログを思い出して下さいね🎶
宜しくお願いいたします。
アリイ動物病院 院長